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いかに弱き人といえども、
その全力を単一の目的に集中すれば、
必ずその事を成し得べし。
春日 潜庵 かすが せんあん
江戸末期～明治初期 陽明学者
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合気道家の言葉
ある合気道家が言っている言葉を
思い出しました。
非力なものと大男が戦うとき、
あからさまに非力なものが負けるように見える。
でも、非力なものが
相手の親指一本だけと戦うなら勝てる。
だから、まずは相手の指一本とだけ戦う。
そうやって相手の体の部位との勝負を制する。
自分の武器を鋭く
これは人生でも共通するような
普遍性の真理があるような気がします。
自分のもっている能力は多岐にわたりますが、
それを全方向に分散していたら
人生に与える圧力は小さいものになります。
でも、それを何か超得意なこと１つに絞って
それのみを追求したとき、
針のように鋭くなるのではないでしょうか。
その針の様な鋭さは
必ず人生に強烈なインパクトを残す
武器となるはずです。
だからこそ、
自分が何が好きで、何が得意なのかを知ることが
何よりも大切なことです。
そしてさらに大切なのは意志。
自分は何をもって人生に爪痕を残していきたいのか。
その強い意志があるからこそ、
得意なことがより磨かれて、
鋭利な武器となるのです。
そんなことを考えさせてくれた名言でした。
