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すべてに完璧を求めれば求めるほど、
心は満たされず不満にさいなまれる。
ここからいろいろな問題が起こってくるのだ。
貝原 益軒 江戸時代の儒学者
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この完璧を求める心というのは
両刃の剣ですね。
完璧を求めるスティーブジョブズの様な人がいるから
アイフォンが発明されたということもあるので
一概に悪いとは言えないでしょう。
でも、日常生活の全てが完璧を求める心に
支配されていたら、かなり苦しいものがあります。
というのも、
完璧とは砂漠のオアシスの様なもので
一生手に入らないものだからです。
近づいたと思ったら
また自分の基準も成長するので
理想は遠くなる。
一生幸せになることはありません。
ここぞ!という分野に関しては
完璧主義で理想を追い求めることは
良いことだと思います。
しかし、それ以外の自分が
妥協できる部分では
別に完璧でなくてもいいじゃないかと
自分を許してあげた方が
良い生き方なんだと思います。
完璧主義は遺伝します。
私たちが完璧主義だとすれば
それは親から受け継いでいることが
ほとんどでしょう。
だから、どこかで
その鎖を断ち切る必要があり、
その役目は私たちにあると思います。
そんなことを考えさせられた
名言でした。