2016年9月28日水曜日
人生ムダが大切 | 効率良く生きることが全てではない
法律の制裁に触れない限りは何をしてもよい
というような考えをもつ者もあるが、
もしそうなったら、
社会は極めて無味乾燥なものとなってしまう。
礼節という油をさして、
はじめて円満に世渡りができる。
新渡戸稲造
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この言葉を聞いて
ぱっと思い浮かぶ人物がホリエモンこと堀江貴文さんです。
効率を最優先し、
世間体など気にしない
歯に衣着せぬ言葉で
世の中にたくさんの提言をしています。
私は堀江貴文さんは尊敬しています。
著書も何冊か読んで学ばせてもらっています。
ただ、世間的に嫌われている理由は
何となくわかる気がしています。
頭は良いが心に足りないものがある。
経済的にはとっても良いことを言うのですが
どうも人間らしさが抜けおちている気がするのです。
そんなことはお金にならない。
そんなことは無駄。
そういう価値観の人もいるでしょう。
ただ、人はムダなものに愛おしさを感じながら
思い出をつくりながら生きている。
そんな気がしています。
田んぼだってそう。
普通の用水路は地下の大型用水路に比べたら
ムダが多いだろう。
でも、その無駄にメダカが住み、
|植物が生息していて、
その生き物と思い出をつくる子どもたちがいたはず。
無駄をなくすことが
必ずしも良いことだとは言えない。