2016年5月23日月曜日

才能がない人が才能がある人に勝つために~松岡修造~


ぼくは、小さいころから目立ちたがり屋で、
人とは何か違うことをやりたいと思っていた。

その何かと夢がぶつかったのがテニスだた。


だが、残念なことに小学校からはじめたテニスだが、
もともとその素質など微塵もなかった。


まして世界的な選手になれるなどという才能もなかった。


実際、僕の周りにいた人に聞いてみればわかるが、
ぼくよりはるかに
テニスプレーヤーとしての素質に恵まれていた少年はたくさんいた。


ただ、一つだけ、僕に人に負けない才能があったとすれば、
それは
「一つのことを決めたら、それに向かって努力する」
という能力だった。


一つのことに没頭する。


そのためだったら、ぼくはあらゆるものを犠牲にできた。


食べることも、遊ぶことも、
家族との団らんまでも、
当時の僕は失ったかもしれない。


ぼくがプロになると言ったら、みんな驚いた。


母も反対した。


誰もがなれるわけがないと思っていた。


それでも僕はテニスを続けた。

どうやったら素質の無いぼくが強くなれるか
だけを考えた。

ケガに泣きじゃくり、
病気に絶望した。


やがて、一つの夢はかなった。




元プロテニスプレーヤー 松岡修造





この言葉は多くの人の励みになると思います。



なぜなら、
多くの人は自分のことを平凡だと感じているからです。




とびぬけた素質をもっている人は
世の中ではまれな存在で
ほとんどの人が松岡修造さんの様に
自分のことを平凡だととらえているはずです。



でも、その平凡な人であっても
ここは非凡な人に負けてはいけないところがあるはずです。



それは成功への情熱です。



誰よりも追い求めることを好きになること。



そこに才能は必要ありません。
心の持ちようです。



松岡修造さんは誰にも負けない情熱をもっていた。


もっていたという言い方は違うかもしれない。


情熱を自分で高めていったと言った方が
ふさわしいだろう。


平凡な私たちが非凡な結果を残すためには
この松岡修造さんのような
1つのことに没頭するほどの情熱が必要だ。



そんなことを気付かせてくれた
素敵な言葉でした。

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