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覚えることは確かに大切だが、
覚えることで人間は自己を規制してしまう。
言い方を変えれ悪い意味で前例に習ってしまう。
なぜなら安心だから。
だが、すべて前と同じということはありえない。
似ていることはあっても物事すべて一瞬一瞬表情が違う。
それに対処するためには
基本となる部分だけはしっかりと押さえておき、
あとは五感の反応に任せてしまうのがいい。
仕事ならば基本は
「客に喜んでもらう」こと。
この点をしっかり把握した上で仕事を進め、
苦情、反響などは状況に応じて対処すれば
まず間違うことはない。
合気道 養神館 塩田剛三
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これはみなさんご存知の塩田剛三先生のお言葉です。
え?
ご存知ない?
あの伝説の格闘漫画グラップラ―刃牙の
渋川剛毅のモデルになった人物です。
え?知らない?
とにかく有名な方で
ケネディー大統領が来日した際、
デモンストレーションを披露し、
ケネディ大統領のボディーガードに
技をかけたシーンで有名な方です。
武道をかじったことが無い人には
複数対1人は嘘だろ!?
って思うでしょうが、
相手の重心が乗っているときには
かわしているので
触れただけで倒れてしまうんです。
塩田剛三先生については
これくらいにしておいて、
上の言葉は
まさに合気道を究めた人だからこその言葉です。
自分の目の前に起きる出来事は
まさに生きているもの。
どのような結果になるのかは
誰もが100%は予測できない。
だからこそ、本質をとらえて
後はリラックスし
その変化する状況に対応する。
ただし、本質をとらえていなければ
その後の行動はずれてしまいます。
本質をとらえ、
さらに自由に行動する。
塩田剛三先生から学んだことを
お知らせしました。