2015年10月26日月曜日

恐怖心があるから人は成長できるということ。


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もう打てないんじゃないかという恐怖
常について回るんです。

結果を残してきた人ほど
不安と戦ってきたはずだし、
恐怖心をもっていない人は本物じゃない。

その怖さを打ち消したいがために練習するわけです。

王貞治
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ポジティブ思考が流行っていますが、
人間の根本は動物である限り
ネガティブなんじゃないかなって思っています。

恐怖心や不安


死への恐怖。
失敗への恐怖。
屈辱への恐怖。
経済的恐怖。

などなど、恐怖をあげればきりがないもの。



怖いからといって
その恐怖から逃げだせば、
一時的には恐怖の場から
逃げている感覚を味わえるかもしれません。


しかし恐怖心はどこにいるのか。



恐怖は自分の中にいるので
逃げても逃げても必ず自分の近くに再び現れます。



恐怖から逃げている限り
根本的には解決できていないんです。



それにも関わらず、
安易なポジティブシンキングで
恐怖心に気づかないふりをして
ずっとポジティブな言葉を吐き続ける人もいますよね。


どこか軽い感じがするものです。



本当のポジティブな人とは
ネガティブな不安をしっかり受け止め、
不安に襲われたままでは仕方がないということを知り、
何をすべきかをしっかり考えて
ポジティブに実行できる人です。


不安とは、人間が動物として生きるためには
必須な能力です。


不安を感じるからこそ
自分を守ろうとすることができるのです。



自分を向上させ、不安を根本から改善できれば
いいですね☆


しかし、成長した自分には成長したなりの
不安が付きまとってくるはずです。



不安を敵対視するのではなくて
不安と友達になってがんばっていくのが
健全な成長の姿だと思います。



頑張っていきましょう☆

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