2015年10月28日水曜日
子どもにレッテルをはるのは大人たちの精神が貧しいから
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だめな子とか悪い子なんて子どもは
1人だっていないものです。
もし、レッテルのついた子どもがいるとしたら、
それはもう、
その子たちをそんなふうに見ることしかできない
大人たちの精神が貧しいのだ。
手塚治虫
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我が子は「こういう子」だと
他の親や先生に説明したことはありませんか?
ここで気を付けなければならないのは
「こういう子だ」と決めつけるのではなく、
「こういうことがあった」と事実だけを
伝える意識なんです。
一度ついてしまったレッテルは
なかなか剥がすことは難しいもの。
落ち着きがない子だと
レッテルをはれば、
落ち着きがないところばかりが
目につくようになる。
その結果、落ち着きがないということを
子ども自身にも伝えてしまうことになる。
言葉で伝えることもあるでしょう。
表情だけで伝えることもあるでしょう。
ため息で伝えるなんてことも無意識でやっているかもしれません。
そうやって、
子ども自身が自分は落ち着きがないんだと
思い込みはじめるとやっかい。
ますます落ち着きがない子に
なってしまうものなんです。
しかも自分の行動によって
いつも親が悲しんでいたり
イライラしたりしていると
自分は親を悲しませる存在なんだと
自尊感情が低下します。
大人になっても
自分に自信をもてず、
絶えず周囲の評価を気にする人になる
なんてことにもつながってきます。
人間だからこそ
共通点を見つけて
レッテルをはりがちです。
だからこそ、子育てに関しては
ありのままを観察して指導する
ということを心がけたいものです。
そんなことを考えるきっかけとなった
手塚治虫先生の名言でした。
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