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あれになろう、これに成ろうと焦るより、
富士のように黙って、
自分を動かないものに作り上げろ。
世間へ媚びずに、
世間から仰がれるようになれば、
自然と自分の値打ちは世の人が決めてくれる。
宮本武蔵(著:吉川英治)
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人の眼を気にして、
他人の評価を気にして、
右往左往する人は
いつまで経っても苦しい気持ちからは逃れることができません。
というのも
どんなに成長しようにも
他人の評価には善と悪が付きまとい、
それを100%善にできることはありえないからです。
それよりも、
自分自身の信念に従って
こうありたいという価値観を決めたら
後は一心不乱に自分を高めること。
そうすれば、評価などは後からついてきます。
もちろん、そんな泰然自若とした自分がいれば
後から評価がついてこなくても
気にならないものです。
ただ、社会に所属して
生活している限り、
自分の成長は社会貢献につながる方が
良いはずです。
だから、間違った方向の成長でなければ
評価は必ずついてくる。
そう信じて、目の前のことに
真剣にぶつかって
自分を成長させていければと思います。